FX（外国為替証拠金取引）で気をつけるべき相場についてはいくつかのポイントがありますが、初心者は以下の点から注意しておくと間違いがありません。
1. 経済指標の発表: 各国の経済指標（GDP、失業率、消費者物価指数など）の発表は市場に大きな影響を与えることがあります。特に米国の非農業部門雇用者数やFOMC声明などは注目です。
2. 中央銀行の政策発表: 中央銀行の金利政策や金融緩和・引き締めの動向は、通貨の価値に直接影響を及ぼします。政策金利の変更や、その兆候となる発言には注意が必要です。
3. 地政学的リスク: 政治的不安や紛争、テロなどの地政学的リスクは、市場のボラティリティを高める要因となります。特に重要な国や地域でのリスクには警戒が必要です。
4. 政府の政策変更: 貿易政策や財政政策の変化も通貨に影響を与えます。大規模なインフラ投資や貿易制限の動きなど、政策の変化が予想される場合は注意が必要です。
5. 市場のセンチメント: 市場参加者の心理や投資のトレンドも重要です。リスク回避の動きが強まると、安全資産に資金が流れることがあります。
6. テクニカル分析: チャートの分析を通じて、サポートおよびレジスタンスレベル・トレンドライン・移動平均などを把握することが、取引の判断に役立ちます。
きんとん
指標だけに目を奪われないようにしてください。私が経験したえげつない光景は、わが国が津波や震災で混乱している時でも、投資家は鬼畜となり、株式や為替取引で暴利をむさぼっていました。わが国の国力を考慮すれば、津波ごときで国家破綻するわけではありませんが、それでも一時的に市場は壊滅的な状態に陥ります。その時に鬼畜と化した亡者が空売りを浴びせ買い戻すという所業を機械的にやってのけている人が恐ろしいほど多かったのを記憶しています。災害などは起きた瞬間に市場が反応しますので、心を鬼、鬼畜にできる投資家こそが生き残ることを如実に体験しました。私は自分の精神状態を健全にすることが、長い目での成功だと理解しておりますので、当時は市場には参入しませんでした。あとからああやっておけばけば儲かったと思うケースはありますがまったく気にしていません。
常に最新の情報をキャッチするように努めておくのがコツです。市場の動向を予測するために定期的な情報収集と分析が重要です。リスク管理をしっかり行い、計画的な取引を心掛けましょう。もっと簡単に言うなら、適切な情報管理アプリを使って、為替に変動を与えそうなものに注目し続けてくださいということですね。当たり前のことですが、ここが手落ちしている人多いですよ。