流行り病がひと段落して、オンラインにおとらずリアル対面でビジネスする機会も戻ってきました。副業なり、なんなりで子供向けの英会話やピアノ、絵画教室など運営されている方も多いと思います。
また、不定期で自作のオリジナル商品やセカンドハンド・アイテム(中古品、おさがり品)を販売されている方も多いと思います。
問題は、流行り病中と同じく、金銭授受で現金をそのまま受け取りたくない、触りたくない顧客が依然、多いという点です。
特に飲食店は、ウィルスがまず付着している現金に頻繁に触れてるスタッフが少ないだけでも、顧客に安心感を与えます。
ここでは、個人事業主がキャッシャレス決済システムを導入する理由と手順を解説します。
※本記事は、一部PRが含まれます。
また、記事内で使用している一部の画像は、
Square(スクエア)
の公式サイトより引用しています。
6月28日までの期間限定ですが、 Square(スクエア) では決済端末の割引キャンペーンがありますので、興味がある方はチェックしてみてください。本記事では、同社の端末を使わなくても、決済システムが使える内容がメインです。
[初心者指南]タッチ決済端末とは、何のことなのかを確認しておこう
現在では、買い物をする人はほぼスマホを持っています。
本記事では、お客さんのスマホはキャッシュレス決済(タッチ決済)に対応していることを前提にしています(古すぎるスマホやガラゲー愛用者は残念ですがタッチ決済できません)。
もしくは、タッチ決済対応のクレジットカードをお客さんが利用することが前提です。
そこで、事業主(店舗)側がお客さんが希望するスマホ決済(スマホを使って支払うこと)に、いかに(簡単リーズナブルに)対応するかという点に着目して、本記事をお読みいただければ幸いです。
コンビニやレストランで、そのスマホをかざすか、お店にバーコードを読み取らせて支払いを完了するのが、キャッシュレス決済です。(現金のやりとりが直接的でなければキャッシュレス決済、お札や小銭を使わない決済です。)
たとえ、お客さんがスマホを持っていても、お店側にスマホに代表されるキャッシュレス決済への対応がなければ、キャッシュレス決済できません。
キャッシュレス決済の中でも、一番スムーズに使えるのが、タッチ決済です。
Suica で改札を通るような感じで、決済端末に触れることで、売り手と買い手の金銭のやり取りができる決済システムのことです。
[補足]タッチ決済には NFC モバイルが必要です
日本でスマホを購入する場合は、おサイフケータイに対応していれば、ほぼタッチ決済端末として使えます。
おサイフケータイに対応していない海外で購入したスマホ、海外版のスマホであっても、NFC(Near Field Communication) 対応であれば、これもほぼタッチ決済端末として使えます。
NFC は、対応するデバイス同士を数センチ以内に近づけることで、データの送受信が可能になる近距離無線通信技術です。
現在では多くのスマホがこの機能に対応しており、iPhone なら XS 以降、Android 系ならAndroid 9 以上を搭載したほとんどのスマホに搭載されています。念のため、購入時に確認するか、手元のスマホのスペックをネットなどで調べてみると、詳細がわかります。
[Square]モバイル決済システムを導入する
タッチ決済を求める層にリーチするためには、店舗側はモバイル決済システムを検討する必要が出てきます。
ここでは Square(スクエア) のサービスを例にして、 iPhone や android スマホを決済端末にする方法を考えていきます。
Square は以前はスクエア社(日本)と呼んでいた記憶がありますが、本体は米国カリフォルニア州サンフランシスコのモバイル決済企業です。
米国の Square 社は現在はブロック社(Block Inc.)と組織名が変わっており、巨大組織化してきている感じです。Square はブランド名になって存続しているという感じですね。
とりあえず、米国が敵視している国の組織ではないので、米国の意向で、いきなり政府が介入して、サービス停止になるような可能性も少ないと考えてよさそうです。
コーヒーのスターバックスも、この会社の決済システムを使っているとかで、気になっていました。
[Square(スクエア)]専用カードリーターは買わなくてもよくなった?
Square(スクエア) ですが、数年前までは主に自社の決済端末(カードリーダー)と決済システムをセットで提供してビジネスしている会社でした。
Square(スクエア) 製の決済端末を導入して、さらにアプリを活用するというやつですね。
ところが、今年の5月から日本の(個人)事業者向けに、事業主が所有している iPhone や android のスマホを使って、 Square(スクエア) 製の決済端末を使わなくても、顧客のスマホから対面決済することができるようになりました。
つまるところ、 Square(スクエア) の決済システムに興味があったけれど、Square 製の決済端末(カードリーダー)を導入する(購入する)のが嫌だった(ためらっていた)事業主には朗報となった展開です。
以降の記事は、Square 製の端末を導入せずに、事業主のスマホをその端末代わりにしてしまう方法です。
ここでは、 Square(スクエア) の新サービス、同社の決済端末の代わりに、事業主が用意したスマホを決済端末にするサービスをみていきます。
その前に、なぜキャッシュレス決済に対応することが望まれるのか、さっとおさらいしましょう。
[ポイント1]顧客の身になってみたら、キャッシュレス決済必要
個人でちょっとした喫茶店等を営んでいる方は、各顧客が払ってくれるお金は「少額だし、キャッシュレスシステムなんて導入したら、(設備投資代を)取り返すのにどれだけかかるか分かったもんじゃない」と考えがちです。
一方で、顧客の方はどうでしょうか?
この例で言えば、一杯のコーヒーと軽食程度なら、スマホで楽々決済したいと考えます。
現在では、多くの消費者は、特に若者はスマホがなくては生活が成り立ちません。
一昔前のように、急いで外出して、「財布を家に忘れてきたから取りに帰る」のではなく「スマホを家に忘れたから取りに帰る」時代になっています。
そのため、財布は忘れたけれど、スマホは持っ来ている顧客は、お父さん・お母さん世代が考える以上に多いという現実があります。
つまり、店舗(例では喫茶店)をやっている方は、自分ひとりの店舗でも、スマホで簡単に決済できるシステムには敏感になっておくべきです。
スマホで簡単に決済できるようにしておくだけで、今までこぼしていた客層にまでリーチできます。
マイナーな例としては、訪日外国人に提供するサービスについても、キャッシュレス決済に対応しておくことは有効です。経験上、外国人はスマホより(海外発行の)クレジットカードが使えるかどうかを問うてくるケースが多いように感じます。
そういう事例でも、「タッチ決済できるカードなら大丈夫」とだけ答えて、タッチ決済に誘導する方が、支払いのスムーズさだけでなく、印象も良いようです。
[ポイント2]事業主に易しい、スマホでタッチ決済
事業主側の立場で考えてみます。
副業として週末だけの自家製パン屋を始めた方や、パーソナルトレーナーを営んでいる方(個人事業主)を考えてみます。
わずかなお金を受け取るためだけに、タッチレス決済システムの導入資金は投入したくないものです(わずかなお金とは限りませんね、すみません)。
そこで、当サイトがコロナ蔓延の頃から着目している Square(スクエア) が、事業主側が自分のスマホを決済端末として利用できるようになったので、余計な設備投資を借る必要が無くなりました。簡単になりました。
かつては、現金が一番安心できるというケースが普通でしたが、例のパンデミックみたいなもののおかげで、現金より安心を選ぶ傾向は、おそらく今後も続きます。
[ポイント3]個人事業主でも顧客のカード決済に簡単に対応できるのがイイ!
Square(スクエア) には無料でアカウントを作成できますので、スマホを決済端末にする事業主は、システム導入機材は不要です。
やることは以下のステップだけです。
事業主(金銭を受け取る側)は自身のスマホで、上の図の矢印の通り進めるだけです。
step
1アカウントを作成する
Square(スクエア) でアカウントを作成します。無料です。
step
2アプリをダウンロードする
Google Play Store か Apple iTunes Store から、スマホのOSにあったSquare POS レジアプリをダウンロードします。以前にダウンロードしていてしばらく利用していなかった方は、必ず最新版にアップデートしてください。
step
3タッチ決済を有効にセット
決済端末にするスマホのタッチ決済を有効にします(図の真ん中)。
step
4支払い金額を入力
顧客に支払っていただく金額を入力します(図の右から2つ2)。
step
5決済を実行
上のステップまで済んだら、お客様にその決済端末(ここでは店主や事業者のスマホなど)を差出して、お客様のクレジットカードかスマートフォンでタッチしていただいて、決済を実行します(図の右端)。
ポイント
[ポイント4]決済手数料は、3.25%で統一
事業主にとってこの手のシステムを入れる際、どうしても手数料が気になります。
Square(スクエア) の決済手数料は、決済ごとに 3.25%と固定です。
ここの情報が古いサイトや、アップデートされていない人たちもまだ多いので、導入を考えている方はしっかり最新情報を抑えておきましょう。
ちょっと昔の Square(スクエア) の決済手数料は、その決済手段によって手数料が変わって、実のところウザいところでした。
例えば、カード決済を希望するお客さんに、「クレジットカード使えますよ(ニコッ)」っとなっていたものが、お客さんが「じゃあ、このカードでお願いします(といって JCB カードを差し出す)」となった途端、事業主の顔色が変わるってことが普通にありました。
かつては、JCB カードで決済した場合、決済手数料が 3.95%もとられ、QuicPay や iD で決済なら 3.75%となり、気分が沈むことがありました。また、競合他社よりも手数料が有利ではなく、 Square(スクエア) のソフトに魅力を感じていない事業主は導入には消極的でした。
現在は Square(スクエア) で全ての決済で決済手数料が 3.25% になっていますので、格段に使いやすくなっています。
この数字はまだ業界最安ではないですが(あと、0.01%ほど努力不足だと思う)、 Square(スクエア) は無料で使えるサービスが多いので、IT メインで管理する事業主には許容範囲だと思います。
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個人事業主におすすめの決済システムは?オンライン決済!
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個人事業主で、売り上げがバカ高い場合は話が多少変わりますが、小規模の場合この手数料は無難です。
[ポイント5]初期費用と月額費用が不要なシステムが良い
個人事業主には、初期費用と月額費用はどうしても気になるポイントです。
売り上げを伸ばすためには、キャッシュレス決済に対応した方がいい、すべきだと思うのですが、初期費用と月額費用の影響が重くのしかかるからです。
Square(スクエア) は 初期費用と月額費用が不要なので、決済手数料のみで利用できるシステムになっています。
個人事業主の場合、例えばスキーやダイビングのインストラクターをやってる方は、決済端末がフル活躍となるのは、フルシーズンではなく、一部のシーズンに偏っています。
そのため、月額費用が不要なシステムは、経済的にも精神的にも的を射ています。
なお、国内の事業者のシステムでは、月額料金が発生するタイプが多いです。
決済手数料に関しては、事業主の気持ちとしては、多めに消費税を払うという感じです。
そのため、ほとんど現金と変わらない感覚で、キャッシュレス決済を利用できます。
[気になるポイント]キャッシュフローはスムーズかどうか!
事業主にとって、キャッシュフローはいつも頭にある課題の一つです。
売り上げが増えても、手元にキャッシュがないと、仕入れを含む今後の事業に影響するからです。
特に、売上日から入金日まで1カ月以上開く(月末締めの翌月末払い)ケースでは、事業主は頻繁に持ち出しでやるか、実質上の借金でやりくりすることになります。
この点も、キャッシュレス決済導入の際に検討すべき重要ポイントですが、 Square(スクエア) の場合はそれが早いです。
売り上げが振り込まれるまでに1ヶ月も開くことはなく、最長で1週間(週に一回振り込まれる)です。
なお、三井住友銀行かみずほ銀行の口座を使う場合、翌営業日に振り込まれますので、可能な限りこの2つの銀行を選択した方が良いと思います(できない方は、週一で振り込まれます)。
[誤解しないように]審査はデタラメな人まで通してくれない
誤解のないように、冒頭で述べておきますが、個人事業主でも Square(スクエア) のシステムを導入できますが、デタラメな人でも承認されるものではありません。
人様のクレジットカードなどからお金を受け取るサービスですので、信用のない方は審査で落とされることがあります。
しかし、 Square(スクエア) の場合は無茶に審査を厳しくしていないとの回答をいただいておりますので、事業実体がある限り問題ないかと思います。
少なくとも、事業をやっている人は試してみる価値はあります。
[マイナスポイント]電子マネーが満足に使えない
私のスマホには、電子マネーの Edy がフルの五万円入っているのですが、これを Square(スクエア) で利用することができません。
電子マネーで使えるのは、Suica や PASMO の交通系(PiTaPa は除く)、あえて含めると iD、QUICPay 程度で Edy が含まれていません。WAON やnanaco もサポートしていません。
そこで、これがどれだけ問題なのか、少しだけ深堀りします。
[詳細]おすすめのスマホ決済サービスランキングからみる対応状況
オリコン顧客満足度調査から、おすすめのスマホ決済サービスランキング(2023/09/01 調査)をチェックします。
調査対象は18歳から84歳の男女ですので、塾帰りの子供たち、小中学生は対象に含まれていません。
駄菓子屋さんには、ちょっと役不足なデータかもしれませんね。
「対応欄」は Square(スクエア) が対応しているかどうかで、私が付け加えました。
順位 | 対応 | 電子マネー | (ポイント) |
---|---|---|---|
1位 | 〇 | モバイルSuica | 72.7点 |
2位 | 〇 | PayPay | 72.4点 |
3位 | × | 楽天ペイ | 72.1点 |
4位 | × | 楽天Edy(スマートフォン非接触決済) | 71.9点 |
5位 | × | d払い | 71.3点 |
6位 | × | au PAY | 71.2点 |
7位 | × | ファミペイ | 70.8点 |
8位 | × | メルペイ | 70.0点 |
この対応状況をみると、数多くのキャッシュレス決済を一つにまとめたいと思っている事業者には、 Square(スクエア) のメリットが薄らぐ可能性はありそうです。
現実的な判断ポイントは、PayPay に対応しているから問題ない、要はクレジットカードの対応ができていればよいと事業者が判断するかどうかです。
PayPay は後発のくせに、莫大な宣伝費を使っただけあって、体感でも利用者は多いように思います。でも、PayPay 嫌いの人も少なからずいて、他の電子マネーにこだわる人もいます。事業者には悩ましいところです。
Square(スクエア)
さん、前向きにその他の電子マネーにも対応してくれないですかね?
もちろん安い手数料で!
[ホンネ1]今後も使っていくべきか?
本記事執筆時点では Square(スクエア) はイチオシのタッチ決済システムです。でも、今後の日本国内の主力決済システムがどのように変化しているのかにより、ベストチョイスは変わる可能性があります。
私本人は電子マネーなどは大好きで積極的に使う方ですが、一方でセキュリティ的に本当に大丈夫なのか、便利すぎて浪費癖を誘発してしまわないかなどの不安もあります。後者は、顧客も同じように思うところでしょう。
また、仮想通貨(暗号資産)で一般的に支払えるような時代になってしまったら、決済システムのコアな部分も改革を迫られるかもしれません。
今後、もし新規の決済に対応しないようなことがあれば、ユーザーは離れますので、この点には注意を払っています。
特に日本独自の規格が出てきた場合、どうなるのか心配ではあります。
会社の規模からして、新規格に対応することは簡単なはずですが、外資ですので、その判断は打算的です。それまで日本の国力が保てるかどうか、日本経済が魅力的かどうかなどにも影響されそうです。
これまで紹介してきた、 Square(スクエア) のスマホ決済は、導入費用が不要なので、予想が不確かなことに、そこまで深刻に悩む必要はありません。
ダメだと判断することがあれば、あるいはより優れたサービスが登場すれば、止めるか乗り換えるかしたらいいだけです。
[ホンネ]PayPay の決済手数料はまだまだ努力が足りん!
Square(スクエア) で対面で PayPay 決済ができるようになっています(2022年8月)。
顧客が QR コードを読み取ると、金額が表示される状態になりますので、お客さんにとっては安心感が高まります(手間が省けるという面も大きい)。
顧客に決済金額を伝え、それをお客さんのスマホから入力していただき、最後に店舗スタッフが確認するという、一連の手間が亡くなってしまいます。
キャッシュレス決済初心者のお客さんにも優しいシステムで、全体の作業効率は格段に上がります。
そして、 Square(スクエア) での PayPay の決済手数料は、3.25%です。
でも、PayPay と直接加盟店契約すれば、その場合の手数料は 1.6%(ライトプランに加入の場合) もしくは 1.98%です。
手数料だけ見れば、 Square(スクエア) は高いです。
顧客の PayPay での決済割合が多い場合は、PayPay と直接加盟店契約する方が利益は上がります。
しかし、現状では PayPay での決済割合はそれほど多くはありません。
そのため、PayPay は決済ブランドの頭数を増やす意味ぐらいにとどめておいて、メインの決済はクレジットカード(スマホ)に誘導するのが、今のところベストな活用法です。
Square(スクエア) での PayPay 決済の手数料は高いですが、「売上管理が Square(スクエア) で一元管理できる」ことを勘案すれば、ありえない手数料でもありません。
上の『インターネットで購入する際の決済方法』の出典は総務省です。
データはインターネットでの購入を前提にしているので、例えば個人サロンなどを運営している方は、ネットでの申し込みが前提になるケースです。
コンビニ払いが意外と大きな割合で、前回の記事の時と同じく、2020年からすでに数年たっても、コンビニ払いは無視できないことを示しています。
データから、一番重要なのはクレジットカードによる決済には対応しておく必要があることです。
話を戻しますが、「電子マネーによる支払い」がネットにおいても増えてきています。なので、 Square(スクエア) も、この程度の対応状況だと、まだまだ不満足に思います。精進を希望します。
[ホンネ2]少額を稼ぐ事業主にとっては、手数料が痛い!
個人事業主の中には、たとえ決済手数料が 3.25%であっても、嫌な人がいます。
少なくとも、今よりさらに 0.01%は勉強していただきたいものです。
そうなることで、ほぼ競合と同じ手数料になります。
現在の手数料でも、100万円の支払いにつき、100円の違いしか出ませんので、重要ではないとも言えますが、それでも、100円以内プロダクツを販売する人には、心持気にになるかもしれません。
[ホンネ3]やっぱり専用決済端末が欲しいかも!
インストラクターや講師など、移動の多い方はスマホを決済端末にする方がスマートに見えます。
一方で、特に、自家製パン屋さんや、小者・古着を売る店舗を持っている方は、そうではないかもしれません。
たとえ個人事業主であっても、顧客に一般にどこでもあるスマホを差し出して、決済してしまうということにためらいを感じるかもしれません。
特にレシートがスムーズに渡せない店舗は、どうしても格下感が出てしまいます。
今まで、スマホを決済端末にする方法を紹介してきましたが、対面で Square(スクエア) を使うなら、専用端末が欲しくなってくる可能性があります。
Square(スクエア) の端末は、他社よりデザイン的に優れているので、好奇心を抑えられない気はします。
ちょっとした美容院や、カフェならアリだと思えるスタイリッシュデザインですね。
上の写真のモデルで、定価が39,980円、8,000円オフキャンペーンなどもあり、高いとは思わないのですが、初期費用とか月額費用がかかるのなら、却下にするところです。
でも、 Square(スクエア) はそのようなシステムではなくて、キャッシュレス決済時の決済手数料しかかかりません。
端末の紹介は、別ページに譲るとして、上の Square(スクエア) の端末は三万円強の金額で、レシートプリンターがついてくる点が最大のメリットだと思います。
レシートプリンターだけ購入しても三万円は必要ですので、どうせなら内蔵端末の方が利便性の面でオススメです。
また、30日間は無料返品できて、開封済みでも無料返品の対象ですので、自信作のようですね。
[無料登録]試してみるのが成功への道
キャッシュレス決済は、今のところ政府の後押しもあって、いい感じなのですが、本当に消費者にとって良いものかどうかは各々が意識的に考える余地があります。
とはいえ、現在はキャッシュレス決済を無視する事業者、店舗は時代遅れどころか、情弱扱いを受けてしまいますので、最低限の対応は必須だと考えます。
Square(スクエア) がいいのは、専用端末を購入しようが、しまい(事業主のスマホで決済するシステムを使おう)が、固定費がかからないところです。
必要なのは決済手数料だけですので、簡単に導入ができて、今後の運用見通し計算も容易です。
本記事は、主に個人事業主向けに書いていますが、キャッシュレス決済を導入すると、確実に「現金の管理する手間や時間が大幅激減」し「顧客の利用層と利用金額」が変わります。
手間や時間が激減しても、今まで手書きで帳簿をつけていたような方には、新たな手間が増えるとも言えなくありませんが、そのような方は稀です。
キャッシュレス決済を導入すると、スマホを持つ子供までリーチしてしまうので、確実に利用層に変化が起きます(良し悪しは別問題です)。
主に少額決済が簡単にできるので、帳簿は複雑になりますが、これはデジタルデータとして、利用できますので、税金面での申告も抜かりありません。
面白いのは、少額決済が明らかに増加する一方、全体としての利用金額は上がる傾向がみられることです。
個人が営む事業の種類にもよるかと思いますが、結果オーライのいい感じになること多しです。タッチ決済を導入していない事業主は、チェックぐらいしてみる値打ちは間違いなくあります。
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個人事業主におすすめの決済システムは?オンライン決済!
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