初心者が動画編集で月50万円稼ぐ手始め1

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初心者が動画編集で月50万円稼ぐコト始め一

本記事は小金稼ぎのスピンアウト記事になります。
三部構成で、ライターは動画編集歴10年の太郎さんです。

初心者が動画編集で月50万円稼ぐステップ

  1. 妥当なPC・スマホを手に入れる
  2. 使用するソフトを決める
  3. 動画編集のジャンルを決める
  4. 動画編集の仕事を請け負う

この企画では最近流行りの動画編集を初心者が始めて、モノにするまでのロードマップを見ていきます。三部までお読みいただければ、月数万円を超える稼ぎは、多忙な専業主婦でも達成できます。本稿の第一部では編集機材について語ります。

[手順1]編集マシンを手に入れる

動画を取り扱うためにはまず動画を編集する機材が必要です。
編集機材といってもいくつもあり、カメラからレンズマイク三脚まわりのものまで含めると幅広いです。
ここでは、撮影データはすでにある状態から始めますので、手順1では具体的にはパソコン選びが大切だということについて書きます。

パソコン選び

動画を編集するのですから、映像を切り貼りして繋げてテロップを流すような作業には、それに適応した機材を自分で保有している必要があります。
昔は一億円ほどするような海外製のプロ用編集機がありましたが、今はパソコンソフトを設定(インストール)して編集機にしてしまうデジタル編集が当たり前の手順となりました。
専用のプロ用編集機は安定していることには違いありませんが、高価で編集の柔軟さには対応が遅いので玉に瑕です。

現在は動画データをネットでやりとりして、ネット経由で送る(納品する)というやり方が普通ですので、パソコンが無いと話になりません。パソコン選びでポイントになるのは、きちんと動画編集に耐えられるものを選択するという点につきます。

やってしまいがちなのが、スペックの違いがわからないために、不必要なところにお金をかけたものを買ってしまったり、お金をかけるべきところをケチってどうにもならないことをしてしまう人がいます。本記事ではそういったポイントに気を付けて解説していますので、ドシロウトの方で相談する方も身近にいない方は、本記事を丸呑みしていただいても、大きな失敗はありえないと断言します。

本稿のテーマに沿って、クライアントから動画編集の依頼を受けてその作業の対価を受け取るのがロードマップですので、その目的ではパソコンを適切に選んでください。

動画編集者にとってはパソコンは仕事道具ですので、お金を必要以上にケチってはいけません。あらかじめ覚悟していただきたいのは、仕事道具はお金がかかります。お金がかかりますので、減価償却という考え方も必要です。
土建屋や工務店を始めることを考えれば、現在の動画編集に必要な仕事道具は格安です。100万円もあれば、その道でトップを走るクリエイターと作品で張り合える編集機を手に入れることができます。

とはいえ、家計の都合でそんなに予算を組めない人もいると思いますので、お金をかけるポイントを抑えながらマシンを選んでください。

高級・高性能スマホをPCの代わりにしてはいけない

動画編集はスマホでもできますが、本稿では動画編集者として仕事を受けて報酬をもらうことを前提としているので、編集機としてスマホを選んではいけません。
理由はコスパが悪すぎて、最高品質のスマホを選んだところで動画編集の処理能力の面で、パソコンにはかなわない現実があるからです。パソコンの方が電源、演算回路、記憶容量ともに融通が利くだけでなくトータルの質も上です。このことは、急な変更依頼などがあったときなど、対応できる柔軟度と迅速性の面で、まだスマホは弱いです位。よっぽどの玄人以外は編集機はパソコン(PC)を選んでください。素人、初心者ほどこの点は重要です。
現在のところ、スマホはPCほどの性能融通を獲得できていませんので、2024年現在はPCを選んでおくのが正解です。

タブレットもダメなのか?

スマホを編集機にしてはいけないと先ほど書きました。2024年現在では、iPad などのタブレットも避けた方が無難です。つまり選んではいけません。
クライアントから依頼を受けて報酬をもらことを前提にした場合、タブレットだとクライアントの詳細な編集依頼に応えられないのが普通だからです。
柔軟なサイズや出力形態に対応できないこともその典型例です。

なお、現状ではクライアントからの依頼を受けることを前提としない場合で、自分が動画配信者となり収益化を望む場合は、タブレット(場合によってはスマホ)を編集マシンにするのは大アリです。今後は、タブレット・スマホがメインマシンになる可能性もある気もしていますが、本稿の動画編集で稼ぐという目的のためには、現在ではコスパが良くない
のでおススメはしません。

ラップトップかデスクトップか?


PCを購入すると決めたとして、そのPCを卓上型のデスクトップか持ち運び容易なノートブック(ラップトップ)にするかも大切です。この点はこれといった正解もなく、自分のライフスタイルと机の広さを考慮して決定していいと思います。コスパだけで言えばデスクトップがベストです。ラップトップと比較して予算が最大で3分の1まで圧縮できることもあります。

私自身はスペック重視で、万年金欠状態でもあるので安く買えるデスクトップを選ぶことが多いです。ただし、スペックはあまり妥協しません。

Windows か Macか

Windows か Macか
編集機にPCを選ぶことを前提で、Apple製のMacを選ぶかWindows 機を選ぶかも考えてみましょう。
パソコンには基本ソフトの選び方で、MacかWindowsの二通りの選択肢があります。基本ソフトには、他にも UNIX 系のものなどありますが、ハリウッドの専門の会社にでも従事しない限り、この点は考えなくて大丈夫です。動画編集で稼ぐという目的のためには、MacかWindows のどちらかのOSが搭載されているものを選んでください。
この点に関しては、どちらでもいいというのが答えですが、Windowsマシンの方がコスパは高いです。MacはWindowsと比べて高価です。
スマホでiPhoneを常用している方はMacを選ぶと操作の統一感があり、ファイル交換・転送では便利ですが、現実問題としてどちらでも問題なくその程度の機能は使えます。

CPUとメモリ、ストレージの目安

CPUとメモリ、ストレージの目安
CPU というのはパソコンの演算を行う集積回路のことで、このスペックが高いほど処理能力が高くなります。後発のものの方が高性能ですので、CPUで一年落ちのものは車で言えば数十年落ちのモデルに相当するほど、現在でもその進化のスケール感は差があります。
Macを使いたい方はCPUにM2・M3チップが採用されているモデルを選んでください。高性能なM3チップを選んでおく方が、後々、コスト的には有利になると思います。2024年現在、旧型のM1チップでは役不足ですので、価格が安くても旧式モデルは遠慮するのが正解です。

CPUに関しては新製品が登場したら、その部品だけ購入して自分でPCを分解してCPUを換装するという方法もありますが、現実問題CPUだけ換装するとコスパが悪すぎるのでPCごと買い替えになることが多いです。

また、ラップトップはバッテリー駆動を前提にしているので、その持続時間を延ばすためラップトップ用のCPUは省電力タイプになっています。CPUが省電力モードで動作するときは、車で言えばガソリンをケチって走るようなものですので、CPUの最大スペック通りの速度が出ないのが普通です。速度と引き換えに消費電力を抑えているからです。
一方で、CPUを省電力モードで動かすためには、その他もろもろの必要装置とソフトが必要ですので、求める快適さに対してトータルとしては割高になります。

メモリに関しては、2024年では最低16GB以上のものを選ぶようにします。8GBモデルが安く販売されていることもありますが、8GBだと動画編集時にこだわったことができません。16GBでギリギリ、編集に多少手を加えられるという感じです。ここは多少価格が高くなりますが、無理をしてでも32GBメモリを確保したいところです。
Macの場合はメモリ、24GB以上を狙ってください。
なお、ここで言うメモリは電源を切るとデータが保持できないタイプのものですのでストレージと間違わないようにしてください。

ストレージは一昔はハードディスク(HDD)と表記されましたが、ここ最近は(SSD)と表記が変わってきています。いわゆる記憶容量のことで、電源を切っても媒体に書き込まれているので、データ(内容)
は喪失しません。SSDと記述するものは、半導体系の物質に電気的に書き込むので、書き込み速度、読み込み速度が格段に速くなります。一昔前はぜいたく品のような扱いでしたが、2024現在は入門機にも搭載されますので、ほぼ常識的なデバイスとなります。動画編集入門者が選ぶポイントは容量だけです。耐久性なども本来は考慮するべきですが、全ても満たすものは際限なく高価になりますので、ある程度の容量をクリアすれば、メーカーが販売している物(組み込まれている物)であれば問題ありません。可能な限り1T(一テラバイト)以上のものを選んでください。
動画編集を始めると1Tぐらいいはすぐに使い切ってしまいます。予算に余裕があれば2Tや3Tを購入しても無駄にはなりません。

動画編集でバリバリ稼ぐには3T程度のストレージが欲しいのですが、高価ですので躊躇すそ方も多いはずです。いったん作成したデータを保存しておく場所はSSDでなくHDD(物理ディスク/ハードドライブ/ハードディスク)という方法もあります。HDDは昔のレコード盤のように物理的に針を回転する金属ディスクに近づけて、データを書き込んだり読み込んだりしますので、物理的な動きが入る分、速度的には不利で遅く、壊れやすい、重い、大きいというデメリットがありますが、安価に入手できるというメリットがあります。SSDで4TBが買える金額でHDDの8TBぐらいまで購入できますので、入門者のうちはHDDをうまく利用するのが利口な方法です。

[予習]お金をかけるポイント

PCのスペックですが、動画編集に特化した必要スペックで言えばまず、CPU を手に届く最大スペックに決めて、次にメモリ、ストレージの順に選ぶのが正解です。デスクトップ機を購入する場合、後からCPU やメモリ、ストレージは換装できます。つまり取り替えて新しいものにできます。

デスクトップのCPU は換装できるとは言え、ラップトップの場合は換装できないものが普通です。そのためラップトップを選ぶ方は初めの段階でCPUは下のクラスのものを選んではいけません。換装できないからです。
また、デスクトップ用比べてラップトップ用のCPUは数値上のスペックが同じでも、実際の処理速度は劣るのが普通だということも忘れないでください。

Windowsデスクトップのオススメブランドは?

中古パソコンは、動画編集用途としては避けるのが無難です。パソコンは修理するべき箇所が特定できれば、中古を再構築して新品同様のスペックで蘇らせることができます。
しかし、結果的にはコスト高になることが多く、細かいトラブルに自己対処する必要が出てきますので、本ページの趣旨では奨励しません。

ある程度PCに詳しい人は好みのパーツを買い集めて自作するのもよさそうですが、面倒だと思う人は各メーカーのBTOモデルを購入するといいと思います。

マウスコンピュータ

1990年代から埼玉県春日部市、秋葉原で創業していたパソコン屋(主に販売)さんのショップブランドです。
現在は持株会社込みで大企業化した感があります。NECや富士等とは違い、既製品のパーツを組み合わせてパソコンとして完成させて販売するブランド(現在はNECも富士通もマウスコンピューターと大きく変わりない)で、日本ブランドのメーカーですが、使用されているパーツは他のブランド同様、日本製というわけではないので注意してください。
理由はいくつかあるのですが、日本が色濃く出ているものが欲しかったので、その中で信頼できるアナリストに進められたというのが大きな理由です。
日本で組み立てられたパソコンですので、変なマルウェアなどが仕込まれている可能性は限りなく少ないです。

デル コンピュータ

私も愛用しているパソコンです。
価格の割にハイスペックで組み立ててもらえるので、パソコンを買うときは必ず比較対象にします。
デルがいいか、デルよりコスパに優れたパソコンがあるかどうかで最終決断することが私の定石になっています。

Dellのデスクトップを選ぶ場合は、XPS デスクトップにしてください。デスクトップとしての拡張性が高く、初期性能も高いです。

2024年9月現在ではCPUに第14世代 インテル® Core™ i7 14700、メモリ32GBを目安に選びましょう。ストレージは1TB以上あれば大丈夫です。
モニターをお持ちでない方は、別途購入する必要があります。デルのモニターに価格のわりに高性能ですので、27インチ4Kモニター(U2723QE)付きで購入すると動画編集的にもお得です。

ラップトップを選択する場合もXPSシリーズがコスパ的には優れています。デスクトップより高価なのに性能がデスクトップより劣るというのは不満かもしれませんが、パートが小型化され、バッテリ駆動できるように省電力化されると、必然的にそうなります。動画編集をするには、必要不可欠なスペックというものがあるので、妥協すると実入りが減るということも覚悟してください。

あと、デルにはAlienwareというゲーミングノートもありが、スペックが高いので動画編集にはもってこいではありますが、価格も高いので、初心者の時は、自身がゲーム好きで、動画編集もやるというような場合には考慮する値打ちがあるかもしれません。私は価格が高いのでまだ手を出していません。

パソコン工房

ある程度の知識が必要で、必要スペックを抑えている人しか選びにくいかもしれませんが、
パソコン工房は昔ながらの玄人マシンをオーダーできます。デルコンピューターで満足できない時は検討するといいと思います。私はこの10年で2回ばかりデスクトップを購入しました。満足度は高い製品だったと思っています。



Apple コンピュータ

アップル コンピュータ
Apple は別腹ですが、高価なのが玉にキズです。
iPhoneユーザーで、iPhoneを使って動画を撮影する人は、多少効果でも、Appleにする方が幸せになれるかもしれません。
動画編集を請け負う側としては、Appleコンピューターを使うかどうかはほぼほぼ問題になりません

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